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自然の中でいいですね~なんて、よく言われますが、
私、実はそれほど好きではなくて。。。
本当は、家から自転車でチャリチャリって行けるような
町中で陶芸したかったんです。

とは言っても、当時は町中に工房を借りられるような余裕もなく、
家のお庭に工房を建てられるような豪邸でもないので、
いかがなものか。。。と思っていたところに、
大昔、祖父が父名義で購入していた山林があったので、
「そこですればいいではないか!」と父が言い出しました。

まぁ、当時は全くの趣味でしたし、
ベランダ陶芸していたわけですから、
壁と屋根があるプレハブを置けるだけでもどれだけありがたいか…と、
それに甘えたわけです。

といっても、山林ですから…、
そして、当時は、本当に誰も使っていなかったわけで、
うっそうと茂った山林を、父が休日ごとに開拓してくれたという…、
そういう場所なんです。

最初のプレハブを置いたころには、
「明るくなったねー」とか、「ここがこんなになるなんてねー」とか、
昔なじみの近所の集落の人たちが入れ代わり立ち代わり
見に来て、「戦時中はここは畑だった」とか、
「子供のころ、この辺でよく遊んだ」とか話してくれたものです。

といっても、私自身は、この近所のおじいちゃんちに時折来る程度で、
この土地にはそこまで馴染みがなかったし、
ムカデは出るし、マムシは出るし、見たこともない虫はいるし、
あのころは、まだキジがいて、それだけはいい感じだったけれど、
台風がくれば、杉の木が折れて、あわや工房直撃みたいな惨事になるし、
「自然って、そんなにいいかい???」って思ってました。

十年を過ぎたころから、
ようやく、ここも悪くないなぁと思い始めた感じ。

例えば、こんな風に紫陽花の芽が出るの、大好きですし、
DSC_0760


毎年、水仙やクロッカス、椿や桃、
季節の花が咲くと、なんだか嬉しくなったり。。。
DSC_0750
でも、花が咲き始めて、暖かくなると、
見たこともない虫がいろいろ出てくるのは
やっぱり嫌なんですけれど。。。

あれこれと手入れをしてくれる父のおかげで、
私でもなんとか自然と共存できているというところかな。

だから、今でも、
「自然の中は、すごくいい!!」とまではいかない。
一人じゃぁ、共存できそうにないから。
まぁ、悪くはないけどね・・・という感じ⁈(^^;)






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